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#7 [週刊 趣味の玩具箱] 野球はツーアウトから、のなぜ?

  • 執筆者の写真: ももたろうライダー [Noby]
    ももたろうライダー [Noby]
  • 2020年7月25日
  • 読了時間: 3分

更新日:2020年7月27日

こんにちは。

桃太郎ライダーNobyがお届けするNoby's Diary。ご覧いただきありがとうございます。


毎日、梅雨空が続いています。

梅雨生まれ、梅雨時の空気感が好きなわたし、

すっきりとしないこの気候を楽しんでいます。


今年、冷夏になるとも言われ始めています。

冷夏、過ごしやすい、熱中症のリスクも高くない。

健康に乗り切りやすくなりそうですね。



毎週土曜日は、

わたしの趣味にまつわる記事をお伝えします。


今日は「野球」。

わたし、30年以上の野球ファンです。

長い期間、野球を見てきた中で、

ある気になることに焦点を当ててみます。



【9回ツーアウトから大逆転が起きる、のはなぜ?】

【ゲームの中にいる人に起きている、心理的な変化とは?】



「野球はツーアウトから」と言われます。

それはなぜか?



「課題の分離」ができなくなるから。



「勝ちたい」......

点数をリードしている守備チームの選手が、この願望で心がいっぱいになる時、

課題の分離ができなくなります。


「勝ちたい」願望 とは、

目の前にある攻撃チームとの勝負ではなく、その後の結果を欲しがる状態になる。相手がミスをしてくれるまでは勝利を決定させることが難しくなる。



「勝ちたい」... 「だから、どうやって勝つか?」の戦略とは、

目の前にある攻撃チーム、いま対峙している打者との勝負に勝つための”確率”を上げるために、必要な方法を考えることができる。


この”確率”が、鍵です。

野球は、”確率”のスポーツ、と言われます。

一般に、アウトになる確率が7割、アウトにならない確率が3割。


攻撃チームは、守備チームから3つのアウトを取られる前に、

3割の”確率”で出塁をして本塁まで返ってくる。

本塁に返ってくることで、攻撃チームに1点が入ります。



点数をリードしているチームが最後にしなければならないこと。

27個目のアウトを取る、ゲームを終わらせるアウトを取ること。


最後のアウトを取れるかどうかも、その”確率”で決まります。



9回ツーアウト、点数をリードしている守備のチームが、

もしも、アウトを取る”確率”7割のための戦略を考えられず、

勝ちたい、状態への願望で頭を満たしていたとしたら、、、



攻撃チームのアウトにならない”確率”が、3割よりも高くなります。

アウトにならない”確率”が上がった原因は、守備チームにあります。


例えば、守備チームの投手が、

ストライクだけを投げて的を絞りやすくして安打を与えた

打たれるのが怖くてボールゾーンばかり投げて四死球を与えた


守備チームの野手が、

自分のところに飛んできた打球の処理を誤って失策で出塁を与えた



「勝ちたい」気持ち、その煩悩に駆られる。

「勝つ」ためにすべき戦略を取ることを怠る。


勝つために必要なアウトを取る”確率”を変えてしまう。



あなたにも、

そんな経験はありませんか?


学生なら、

夏休みの宿題、最後の1ページまできてやる気をなくしてしまう。

テスト勉強、範囲の最後近くまで来たところでやめてしまう。


社会人なら、

書類や見積書で、最後に簡単な計算ミスをしてしまう。

取れたと思った商談で、最後に競合他社に奪われてしまう。



目標が現実になる手前で、願望に駆られて詰めが甘くなる。

そんなことを思い出せてくれる「野球は9回ツーアウトから」です。


野球が分からない方には、こちらの似た言葉を送ります。


「勝負は下駄を履くまで分からない」

「百里行くものは九十を半ばとす」


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今日も、桃太郎ライダーNoby’s Diaryをお読みくださりありがとうございました。

 
 
 

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